AMOMAマタニティオイル

AMOMAマタニティオイルは、妊娠線予防専用のオイルで、「ライスオイル」と「マカダミアナッツオイル」をベースに、3種類の精油をブレンドしています。

 

ライスオイル」米ぬかを原料に作られており、お米1合(約150g)からわずか2gほどしか取れない希少なオイルです。オイルでありながらベタつき感が少なく、時間が経っても成分が変質しにくいのが特徴です。

 

ライスオイルに含まれる注目すべき成分は「トコトリエノール」です。

この成分は「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEの一種で、強力な抗酸化作用を持っています。

トコトリエノールの抗酸化作用は普通のビタミンEの40~60倍もあるので、トコトリエノールは別名「スーパービタミンE」と呼ばれているほどなのです。

 

他にも、トコフェノールやγ-オリザノール(ガンマオリザノール)、リノール酸オレイン酸などの抗酸化作用や保湿作用に優れた成分が含まれているため、ライスオイルは妊娠線の予防に効果があるのです。

 

一方のマカダミアナッツオイルは、人の肌の皮脂に近い成分が特徴です。

人の肌に含まれているのと同じ「パルミトレイン酸」がマカダミアナッツオイルにも含まれているので肌なじみが良く、肌にスッと吸収されていくことから「バニシングオイル(消えてなくなる油)と称されているほどなのです。

 

パルミトレイン酸はもともと人の肌に含まれている成分ではあるのですが、加齢とともに減少していってしまいます。パルミトレイン酸を豊富に含むマカデミアナッツオイルには、乾燥肌を防ぐ効果があるため、妊娠線の予防に効果を発揮してくれるのです。

 

他に含まれる3種類の精油は、肌にハリと潤いを与えてくれる「パルマローザ」、お肌を優しく整えてくれる「ニュウコウジュ(フランキンセンス)」、肌の弾力性を保ち気持ちを癒す効果もある「マンダリン」で、いずれも妊娠中の肌をキレイに保つ効果のあるアロマです。

 

AMOMAマタニティオイルのメリットは、オイルゆえの高い保湿力と、オイルでありながらべたつきが少なく使用感が良いことだと言えるでしょう。

 

一方のデメリットは、「保湿」はできても「保水」はできないということです。

つまり、油分でフタをして肌の水分が蒸発するのを防ぐ効果はあるけれど、肌に水分を与えることはできません。

ですから、乾燥肌の人が塗っても肌に潤いを与えることはできないため、効果が今ひとつなのです。

もし、妊娠線の予防にオイルを使うのであれば、お風呂あがりで肌が水分をたっぷりと含んだ状態の時に塗るのであれば、効果的に使うことができます。

 

妊娠線予防に特化した成分が含まれていないのも、気になる点です。

AMOMAマタニティオイルに含まれている成分では、乾燥を防いで潤いと弾力性のある肌を保つことによって妊娠線を予防する効果は一応期待できますが、真皮層にまで働きかける成分が含まれていないので「シラノール誘導体」や「葉酸」が含まれている妊娠線予防クリームと比べると、効果は低いと言わざるを得ないのです。

 

また、ライスオイルもマカダミアナッツオイルもサラリとした使用感ではあるのですが、オイルゆえに人によってはどうしてもべたつきが気になってしまうのもデメリットと言えるでしょう。

 

こういった点から、やはりオススメは「ベルタマザークリーム」です。

クリームなので保湿と保水の両方の効果が期待できますし、妊娠線予防の注目成分である「シラノール誘導体」配合で、予防だけではなくできてしまった妊娠線の改善にも効果があるのです。

更にクリームなのでべたつきが少なく、伸びが良いので力を入れなくてもスーッとなじませることができるのもメリットです。